【特集】patagonia(パタゴニア)の歴史に密接した環境保護活動
皆さんこんにちは!和歌山の古着屋Lucido Bell(ルシードベル)です。
気がつけばもう11月!あと2ヶ月もしないで年明けだと思うと相変わらず1年って早いですよねえ。
実は11月は当店Lucido Bellがオープンした月でございます!(正確には2021年11月21日OPENです!)
皆様のおかげでなんとか1周年を迎えることが出来そうで、感謝でいっぱいです(泣)引き続き当店Lucido Bellをご愛顧の程宜しくお願い致します。
ところで、皆様はpatagonia(パタゴニア)についてどんな印象をお持ちですか?フリース服が有名なアウトドアウェアメーカーといった所でしょうが、実はパタゴニアは環境保護活動と密接に関わりがある会社だったりします。
今回はそんなパタゴニアの歴史と環境保護活動の関係を簡単にご紹介したいと思います。是非ご覧下さいませ♪
創設者と自然の密接な関係
パタゴニアの創設者イヴォン・シュイナード(Yvon・ Chouinard)は登山家(ロッククライマー)でした。
イヴォンはハーケン(岸壁に打ち付ける鋼鉄のペグ)を手作りしそれを販売し収入源としていましたが、あくまで個人の趣味の範囲であった為生活は苦しく、時にはキャットフードに狩猟したヤマアラシの肉をまぜて食べるなど貧しくも山に対する熱意は高くキャンプ期限が切れても隠れてレンジャーをやり過ごし、登攀に明け暮れる生活をしていました。
そんな中、イヴォンは仲間のトム・フロストと共同でシュイナード・イクイップメントを設立。高クオリティのクライミングギアを開発する事となります。
商品を開発する中でハンマーで打ち付けるハーケンにより岸壁を傷つける事に対して疑問が湧き上がり、代わりに岸壁の隙間に差込み固定させるチョックを製作。できるだけ自然を傷つけないクリーンクライミングを提示しました。これがパタゴニアの自然環境保護活動のきっかけになったのです。
patagonia(パタゴニア)の環境保護活動
パタゴニアは70年代前半に起こった河川のダム開発による汚染を目の当たりにし、環境活動家の草の根活動に参加することとなります。
その河はスチールヘッド(海から河に戻ってきたニジマス)の生息で有名でした。
幾度とない開発の計画を阻止した活動家達を目にし感化されたパタゴニアのメンバーは現在に至るまで様々な環境保護活動・草の根活動家に献金や寄付を行うようになりました。
patagonia(パタゴニア)の代名詞フリースウェア誕生
1970年の冬の日、イヴォンはクライミングにちょうど良いのではないかとラグビーの試合服であるラガーシャツを購入。
ラガーシャツはラグビーの激しい動きにも耐え、襟の摩擦で首を傷つけることのない作りとなっていました。
会社の伸び悩みがあったイヴォンは登山に最適なウェアの開発を提案、ラガーシャツやポリウレタン素材のウェアを元に開発を進めました。このときに生まれたのが「patagonia(パタゴニア)」です。
当時の登山ウェアの素材といえば綿・ウール・羽毛でしたが、この素材は吸水性があったものの、ひとたび汗をかけば冷えてしまいそれを防ぐためにたくさん重ね着をしなければなりませんでした。
試行錯誤の末、ポリエステル生地を使ったパイルジャケットを開発、ただ温かいだけでなく濡れても保温性がある上に速乾性もありました。しかし、このパイルジャケットは使用時や洗濯時に大量の毛玉が発生してしまう難点がありました。これを解消するために両面起毛の「シンチラ」という生地を開発。このシンチラはフリースの元祖として今も愛される存在となっており、更に地味なカラーばかりだったフリースウェアにカラーバリエーションを用意しファッションにもアピールする事に成功。これがパタゴニアのフリースウェア人気の始まりとなったのです。
皆さまいかがでしたでしょうか?創業者のイヴォンがヤマアラシを食したりと意外と野性的でびっくりしますよね(笑)彼は鷹を駆使して狩猟する鷹狩団体のメンバーでもあったそうです。
ちなみにパタゴニアとは実際にある地方名であの有名なウユニ塩湖のある場所でもあります、タグのイラストのモデルになっている山は地方に存在する「フィッツ・ロイ」といいます。
当店Lucido Bellではpatagoniaフリースを入荷しております♪(2022年11月時点)この記事で興味がでた方はぜひ当店でゲットして下さいね!ではまた次回お会い致しましょう~!
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