【特集】アメリカ最古のアウトドアブランド”WoolRich(ウールリッチ)”の歴史
皆さんこんにちは!和歌山市の古着屋Lucido Bell(ルシードベル)です♪あっという間に12月ですね。毎年クリスマスや年末が近づくにつれ、なんだか気持ちがソワソワしてくるのは気のせいでしょうか?
さて、そんな行事続きの12月。外出も多くなる時期ですがそこで必須になるのが温か~い服!
その中でもあたたかそうな羊のマークが入っているロゴで有名な”WOOLRICH(ウールリッチ)”ですが、実はアメリカ最古のアウトドアブランドなんです!そんな老舗ブランドウールリッチのご紹介をしたいとおもいます♪皆様是非ご覧下さいませ。
WOOLRICH(ウールリッチ)の誕生と歴史
いまから190年以上前の1830年イギリスからの移民、ジョン・リッチ(John・Rich)がペンシルバニア州のプラム・ランに毛織工場を設立したことからウールリッチが始まります。設立当初は綿やウール素材などで靴下やベッドカバー、ブランケットなどの生産し完成した商品はロバ馬車に乗せ、杣小屋(木こり小屋)まで行商していました。
ウールリッチは原料の生産として羊の飼育を行っていましたが経営を続けるにあたり深刻な水不足に陥っていました。そんな中水資源が豊富なチャタム・ランを発見し1845年、その地に新たな工場を設立。
このチャタム・ランは主要の事業所となり、1888年からはウールリッチを町の名として付けられました。
長く続くアウトドアブームの到来
1880年に入ると人々は休暇にアウトドアを楽しむようになります、ウールリッチは合わせてアウトドアにぴったりのキャップやウールシャツ、パンツなどを開発。広大な自然にあふれるアメリカのアウトドア人気は長年にわたって続くことになり、1900年台初頭には労働者などの幅広い民間で大きなアウトドアブームが起こります。このアウトドアブームによってウールリッチの功績もどんどん伸びていくこととなります。
ウールリッチで人気のブランケットはアウトドアだけで無く、1880年の南北戦争やその後の第一次・第二次世界大戦での支給品として使用されたことで有名です。
ウールリッチの代表作”バッファローチェック”
1850年には“バッファローチェック”という、ハンターが誤射されないように赤と黒を基調としたチェック柄の衣服が開発され、この製品は往年のウールリッチの代表作となります。バッファローチェックのデザイナーが多数のバッファローを飼育していたからという由来が名前になっているといわれています。
ウール素材で出きている為、丈夫さと保温性に長けており後の製品の開発にも多くの影響を与えるアイテムとなっています。古着屋でもお目にかかることが多いかも!
いかがでしたでしょうか?アメリカのアウトドアやワーク系のアパレルは開拓の歴史をともに歩み長年愛されるまで成長したブランド
が多いですが、ウールリッチもそのひとつだったのですね。
しかもアメリカでの最古のアウトドアウェアブランドという意外な一面があったことも、この記事で知ることができたと思います♪
ウールリッチは温かく丈夫で着回しやすいカジュアルなデザインが多いので、そんなアイテムをお探しの方はオススメですよ!
お求めは是非当店、古着屋Lucido Bell(ルシードベル)へお越し下さいませ。心よりお待ちしております!
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