【特集】世界的ファスナーブランド”YKK(ワイケイケイ)”の歴史

 

皆さんこんにちは!和歌山の古着屋Lucido Bell(ルシードベル)です。

 

皆様はご自身が持っているお洋服のファスナーをじっくりご覧になったことはありますか?

そんなのないよー!という方はクローゼットのお洋服のファスナーに注目してください!すると“YKK(ワイケイケイ)”と刻印のされたファスナーが見つかるはず!

実はこのYKK、世界中のカジュアルブランドからエルメス、ルイヴィトンなどのスーパーブランド、さらに軍服にまで使用され世界シェア45%を占めているという超有名な日本のファスナーメーカーなのです。

 

本日はそんな普段注目はしないけど洋服にとって超重要アイテムなファスナーの世界的メーカー、YKKについてのご紹介をさせて頂きます。どうぞご覧下さいませ♪

 

 

YKKの創業の歴史・成長のきっかけ

  

 

YKKは1934年、吉田忠雄(よしだただお)という人物が創業したファスナーの加工と販売業者です。創業時の名前はYKKでなく”サンエス商会”という名前でファスナーの輸入を中心とした企業でした。YKKという名はその後改名した“吉田工業株式会社”の頭文字を取ったローマ字になります。

 

創業時、ファスナー加工は職人がひとつひとつ手作業で行っていた為どれほどベテランでも一日に作られる数は限られていました。

そんな中アメリカからチェーンマシンを輸入し、それを元に自社のチェーンマシンを作成し生産性を大きく向上させることになりました。

 

 

海外進出によるYKKファスナーの快進撃

 

今や世界一位のシェアを誇るYKKですが、ファスナーの100年以上の長い歴史の中業界を牛耳っていたのは米国のファスナーメーカーでした。そんな中YKKは狭い日本での生産・貿易では成長にも限界が有ることを悟り、海外進出を計画します。

 

舞台は作業着需要の高かったアメリカ、1964年にはニューヨークにファスナー工場を建築しました。

当時の米のファスナー業界ではパーツを分けての納品が主流となっており顧客側が組み立てなければならず手間がかかる仕様になっていました。YKKはそこに目を付け既に市場が出来上がっていた米でファスナー開発を進めることになります。

 

 

そしてYKKは高クオリティーのファスナー開発を成功、次に目を付けたのはジーンズでした。

当時のジーンズはジーンズ本体とファスナー取付が別々の過程となっておりコストがかかっていました。

 

YKKはジーンズの製造とファスナーの取付を一度に行える機械の開発をする事でオートライン化に成功。

続々と大手ジーンズメーカーに採用されることによってYKKの需要と名声は世界中にとどろく事になったのです。

 


 

その後YKKは各世界中に工場を建設し世界シェア45%を占める世界的企業へと成長。

YKKのファスナーが付いている製品は品質が高い物として扱われるようになりました。そんな企業が日本発祥というのは誇れる部分ですよね!

当店Lucido Bellで取り扱っている商品の多くもYKKのファスナーが使用されている物が数多く御座いますので、よかったら是非探してみてください♪皆様のご来店お待ちしております!

 

 


 

各種通販・SNSも宜しくお願いします♪

 

Instagramはこちらをクリック

 

 

Yahoo!ショッピングはこちらをクリック

 

 

 

 

 

 

 

コメントは受け付けていません。