【特集】人の文化に息づいた”古着”の歴史

 

皆さんこんにちは!和歌山市の古着屋LucidoBell(ルシードベル)です!

当店LucidoBellは11月21日をもって1周年を迎えることができました!

これもひとえにお客様方のおかげで御座います。これからもLucidoBellを宜しくお願い致します♪

 

さて、今や環境やリサイクルの観点そしてファッション界でも世界中で注目されている”古着”ですが、この原点に戻って”古着の歴史””古着文化”を今回はこの記事でお応えしたいと思います。皆様ぜひご覧くださいませ!

 

 

日本の”古着”の歴史

 

日本での古着の文化は今から大きくさかのぼり室町時代まで戻ります。

室町時代といえば江戸時代からさらに130年ほど昔の時代、この頃は素材調達の難しさや機織り機での手作業での作成に手間がかかるなどから衣服は現在の様な消耗品ではなく貴重品として扱われ、すでに古着屋が存在していました。

 

この頃は衣服を長く着用する為に古着屋で購入した古着の端切れを使用し衣服を修繕したり、別の服へ仕立て直したりが多くの目的でしたが、質の良い着物や反物(着物になる前の布)などは高値で取引され幅広い人々に利用されていました。

 

昔話などではお金に困った人が親の形見の着物や反物を売りに出す…なんてシーンがありますよね。有名な鶴の恩返しでも鶴の織った反物を売ることでおじいさんが裕福になった話が作られるなど、当時ではわりと人々に馴染みのあるお話だったのだと思います。

 

戦後の古着文化のさらなる発展

 

日本での古着文化は発展してからというものほとんど形が変わることはありませんでしたが、ある時転機を迎えます。

それは世界大戦終戦後の物が不足した時代、アメリカから軍の払い下げ品を含む海外古着が物資として80万点以上輸入されたことから始まります。その時代の海外古着の多くは東京の上野や浅草などで売買され現在でもミリタリー古着の専門店など当時の名残を見ることができます。

 

当時の古着の扱いはファッションというよりもまず日用品としての側面が大きくまだ現在のように価値がつくことはありませんでした。

 

バブルにおける古着の価値の変化

 

日本がバブル経済の80年代には50’s・60’sの古着がファッションとしてブームを巻き起こす事となります。そう、終戦後に大量に入ってきた古着に希少さや歴史的価値を見出されたことからそれまで価値のなかった古いジーンズにも100万円ほどの値がつけられるようになり海外古着は”ヴィンテージ”として人々に収集され、ファッションとしても着用されるようになりました。

 

このような歴史的価値のあるヴィンテージジーンズへの憧れから、わざと穴をあけたり汚したりするヴィンテージ加工なども流行しました。

 

 

ファッションカルチャーへと進化した古着

 

古着は衣食住の”衣”を補うための物。現在でも古着を利用しての仕立てやリメイクなど古くからの文化の名残を残しつつ、古着の価値が見出されファッションカルチャーへと進化を遂げた古着。

 

80年代の古着ブームがいったん去ったあと、わざわざ知らぬ誰かが着た安価な古着は貧困層が買うもの、または衛生的観念から人を選ぶものとして扱われた側面を持つ古着ですが、現在はアプリなどの発展などによる個人でのやり取りで古着を売買する時代なのもあり、人々の古着へ対する観点も見直され注目されているのです。

 


 

皆様いかがでしたでしょうか?

流行りの関係で数回着たら買いなおすというファストファッションが主流となっているそんな時代に、希少価値があり流行りに左右されないヴィンテージ古着は改めてとても魅力的なものだと思います。

 

そんな魅力的な古着をこれからも当店LucidoBellでお買い物していただけたらなと思っております。今後も見ごたえたっぷりな古着をたくさんご用意して、皆様のお越しをぜひお待ちしております!

 

 


 

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